皆さんこんにちはなのじゃ!我は狐皇みらい(@Kokou_Mirai)と申す!
いつもはnft-checkさんに場所を借りて販売所・取引所についての記事を更新しているぞぃ
我が丁寧に解説していくのじゃ!
- MetaMask(メタマスク)の概要
- MetaMask(メタマスク)を利用していた理由がわかる
MetaMask(メタマスク)とは?
メタマスクはイーサリアム系の通貨(ERC-20、ERC-721など)やNFTを一括で保管・管理できるウォレットの1つです。
ホットウォレットの代表的な存在としても紹介されており、始め方を解説している記事では大多数がMetaMaskの導入も一緒に紹介しています。
そんなメタマスクは、暗号資産に触れる人にとってはもはや必須と言ってもいいサービスです。
現時点でも100万以上のダウンロードを誇っています。
MetaMask(メタマスク)をなぜ使うのか?
根本的な疑問じゃな
メタマスクを多くの人が利用する理由は「多様なdAppsが利用できるから」です。
代表的なものではOpenSeaがあり、ほかにもDeFi関係のサービスを利用がスムーズにできます。
メタマスクに資金を入れておけば、ほとんどのWeb3サービスは利用できると思います。
MetaMask(メタマスク)の基本情報
メタマスクの基本情報を紹介していくぞぃ!
MetaMask(メタマスク)の公式リンク
情報ソースはこちらなので、「自分でも確認するんだぁ!」という方はこちらからどうぞ
ウォレットの分類
メタマスクはホットウォレットの代表的なウォレットと紹介したので、ここではウォレットはどのような分類があるのかを紹介します。
- ホットウォレット
- ウェブウォレット
- モバイル(アプリウォレット)
- ウォームウォレット
- コールドウォレット
- ハードウェアウォレット
- ペーパーウォレット
- 取引所ウォレット(例外的に)
ウォレットを大別すると「ホットウォレット」「ウォームウォレット」「コールドウォレット」
この3つは、通貨がどのように保存・移動するのかによって分類しています。
ホットウォレット
暗号資産をインターネット上で管理します。
接続することですぐに通貨の送金などができます!
位置的には、手軽に使えるけど安全性が比較的に低いという評価になります。
コールドウォレット
USBなど用いて暗号資産を保存するウォレットです。
物理的に切断されているので最も安全性が高いとされています。
なお、通貨の送金をするときはいちいち差し込まなければいけないので手間がかかります。
位置的には、不便だけど安全性が高いという評価になります。
ウォームウォレット
概念としては、ホット、コールドウォレットの中間にあたるウォレットです。
暗号資産をインターネット上で管理しているが、出金先などが限定されています。
主に取引所側が利用しています。
取引所ウォレット
取引所が提供しているウォレットのことを指しています。
取引所によっては顧客資産をすべてコールドウォレットで管理しているところもありますが、
預かった資産をホット・ウォーム・コールドウォレットに分けて管理されているときもあるので、新しい区分としました。
MetaMask(メタマスク)の歴史
次はメタマスクの歴史について紹介します!
2016年9月
ConsenSys(コンセンシス)という会社によってブラウザ拡張機能版がリリースされる
2020年9月
スマホ版のアプリがリリースされる。
2020年10月
メタマスクにスワップ機能が付く
主要な出来事は上記の通りです。
メタマスクは最初のリリースから6年ほど経過しているというわけですね。
保障となるわけではありませんが、6年間運営されても安定感があるので安心材料にはなりますね。
老舗のお店が信頼されるのと同じ原理が働いている気がします。
ConsenSys(コンセンシス)とは?
次は、メタマスクの運営会社について紹介するのじゃ!
ConsenSys(コンセンシス)の公式リンク
メタマスクの開発・運営をしている会社(以下:コンセンシス)の公式リンクです。
Twitterのフォローなどをしておくと情報感度が高くなるかもしれません。
ConsenSys(コンセンシス)の概要
コンセンシスはEthereumの共同創設者である「Joe Lubin」氏が設立した会社です。
メタマスク以外にもWeb3開発者向けのサービスやツールの提供をしています。
ConsenSys(コンセンシス)の歴史
2014年
Joseph Lubin氏によって設立
2016年
「MetaMask」をリリース
2018年
ブロックチェーンサービスである「Kaleido」を発表する
2020年
「ConsenSys Quorum」チェーンを立ち上げることを発表
2021年
NFTプラットフォーム「Palm NFT Studio」の立ち上げを発表する
今回調べるまで、メタマスクという製品しか知りませんでしたが、ほかにも機関向けのサービスを提供しているようですね。
MetaMask(メタマスク)の安全性について
MetaMask(メタマスク)の秘密鍵とかそこらへん
メタマスクを利用するとき、確認をおろそかにしていたことがあります。
「秘密鍵」「シークレットリカバリーフレーズ」
このパスワード関係は保存はしていますが、何なのかを理解することを面倒で避けていました。
ここでは私なりの解釈を図を用いて紹介します!
MetaMask(メタマスク)で出てくるパスワード
まずはメタマスクを利用しているときに出てくるパスワードの整理です。
- 秘密鍵(プライベートキー)
- シークレットリカバリーフレーズ(シードフレーズ)
- ログイン時使用のパスワード
秘密鍵(プライベートキー)
アカウントのインポート・エキスポートに使うセキュリティキーのことを指します。
秘密鍵はアカウントごとに存在して、複数のアカウントを保有している場合は複数の秘密鍵が存在します。
一応、メモしておくことを個人的にはお薦めしています。
シークレットリカバリーフレーズ(シードフレーズ)
秘密鍵の復元の際などに利用されます。
複数の秘密鍵を覚えておくのは大変なので、このパスワードを覚えておけばすべての秘密鍵を復元することができます。
逆に、このパスワードが流出したら自分のすべてのアカウント資金は自由に出金されてしまいます。
ログイン時使用のパスワード
ログイン時に使用するパスワードです。
スマホなら指紋認証をはじめとした生体認証でもログインすることができます。
図を用いて解説
ここでは、秘密鍵とシークレットリカバリーフレーズについてもう少し詳しく話します。
上記で説明したように、1つのウォレットの中に複数のアカウントが存在する場合は複数の秘密鍵が存在します。
秘密鍵はアカウント1つごとに付属しているものという認識で大丈夫です。この秘密鍵さえ知っていれば、そのアカウントの通貨を自由に送金できます。
ただ、複数の秘密鍵覚えておくのは面倒ですよね?
そこで、「シークレットリカバリーフレーズ」が登場してきます。
シークレットリカバリーフレーズはウォレットごとに存在しています。
このリカバリーフレーズを覚えておけば、秘密鍵それぞれも復旧することができます。
秘密鍵だけが流出したら被害はそのアカウントだけですが、リカバリーフレーズが流出したらすべてのアカウントが被害にあうということです。
秘密鍵もリカバリーフレーズも流出させてはいけませんが、リカバリーフレーズは特に大事に保管しないといけませんね。
MetaMask(メタマスク)まとめ
- メタマスクはホットウォレットの1つ
- メタマスクの運営会社はConsenSys(コンセンシス)
- メタマスクは3つのパスワードが存在する