【2021年大注目】NFTとは？その特徴や歴史を解説！

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2021年、突如として世界中で大注目され、日本でも話題となった技術「NFT(Non-Fungible Token)」。

その年に話題になったワードを選ぶ「2021年ユーキャン新語・流行語大賞」では、何と全30語もあるノミネートの内の一つになるほど注目されています。

しかし、話題沸騰中とは言え、その専門的な内容からNFTについてよく分かっていないという人も多いはず。

今回は、そんな「NFT」とはどんな技術なのか、また、その歴史についてを紹介していきます。

まず、NFTの土台となるブロックチェーンについてとても簡潔に説明します。

この記事の役割
  • NFTの歴史を知る
  • NFTの今後の展望について考察

目次

NFT(Non-Fungible Token)とは？

NFTとは主にアートや動画、音楽などのいわゆる「デジタルデータ」に対して用いる技術です。

NFTは別名「非代替性トークン」とも呼ばれ、正式名称である「Non-Fungible Token」のうち、Non-Fungibleは代替不可能、Tokenは証拠という意味があります。

つまり、簡単に言うとNFTとは、デジタルデータに対して非代替性、すなわち「唯一無二」の証明を行う技術のことを言います。

【NFTの基盤】ブロックチェーンとは？

NFTにおいて、非代替性の証明となるデータは「ブロックチェーン」と呼ばれるものに組み込まれます。

ブロックチェーンとは、簡単に言うとそのデジタルデータに対する今までの取引データをチェーンのように保存していく仕組みです。

ブロックチェーンのメリットとしては、

  • 改ざんが非常に困難
  • システムダウンが起きない
  • 取引の記録を消すことができない
  • 自律分散システム

などが挙げられ、身近なものでは「暗号通貨（仮想通貨）」などに用いられています。

NFTをもっとわかりやすく

例えば、上記のデジタルアートは一見同じ絵のように見えます。

しかし、これらのアートをNFT化することで、どちらも唯一無二の作品、すなわち、別々の作品となります。

有名アーティストのサイン入りシャツで例えると分かりやすいでしょう。

同じ店で買った同じ2枚のシャツでも、片方は有名アーティストからサインを書いてもらうことで唯一無二の物となり、もう片方のシャツよりも価値が一気にあがりますよね？

NFTもこのようなイメージで覚えておくと良いでしょう。

NFTの歴史

ここでは、NFTの誕生から大流行するまでの道のりを紹介します。

NFT大流行の歴史的背景を知っておくことでより面白くNFTを学ぶことができるでしょう。

NFTの誕生

NFTという言葉が使われるようになったのは2017年頃で、イーサリアムブロックチェーン上で誕生した「CryptoKitties」というゲームが発端です。

CryptoKittiesは「猫」を模したNFTを収集・売買・配合することができるゲームで、当時は暗号通貨（仮想通貨）が大流行していたということもあり、ピーク時には約1900万円の値をつけるほど人気がありました。

これをきっかけに、その後も数々の「NFTゲーム」が誕生していきました。

NFT流行の背景

NFT流行の背景として、2020年に起こった暗号資産の高騰が挙げられます。

2020年に決済大手のPayPalが暗号資産業界へ参入したことにより、ビットコインなどの暗号資産市況は急激な価格高騰が起こり、時価総額は5倍近い160兆円にも達しました。

このことより、誕生後しばらくは「あくまでもブロックチェーン業界内での技術」として扱われてきたNFTですが、2020年の暗号資産の高騰を受けて米国シリコンバレーのアントレプレナーであるジャック・ドーシー氏やイーロン・マスク氏らがNFTの新たな可能性を模索し、その技術を応用したのが現在のNFTの基盤です。

NFTを一気に有名にした2つの作品

さて、NFTという技術が誕生するまでの道のりは分かりましたが、ではなぜそこから一気にNFTは世界中で広まったのでしょうか？

それには2つの作品が関係していると考えられます。

1つ目は、Twitterの創業者「ジャック・ドーシー」の初ツイートです。

2021年3月22日、ジャック・ドーシーが、自身初のツイートをNFT化し販売したところ、約3億円で取引されました。

2つ目は、デジタルアーティスト・Beepleが13年半の時間をかけて制作した5000枚の作品を合わせた作品「Everydays – The First 5000 Days 」です。

この作品をNFTとしてオンラインオークションにかけたところ、なんと約75億円もの値段で取引されました。

これらの出来事が話題となり、その後もNFTの活用は様々な分野に応用されるようになりました。

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NFTのこれからのあり方

今回紹介したように、NFTとは最近確立したばかりの技術であり、まだまだ未熟な部分が多いです。

しかし、これからどんどんNFT技術が発展していくことで、我々が普段から使っているインターネットにさらなる使い道や価値を見出すことができるようになるでしょう。

今後のNFTの動向にも要注目です。

NFTを始めよう！

以下の記事では、NFTを始めるために必要な、ウォレットと仮想通貨取引所の登録方法を解説しています。

「NFTを始めたいけど何から始めれば良いのか分からない…」と言う方にはぜひおすすめの記事です。

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