メディアアーティストである落合陽一氏のNFTプロジェクトについてまとめていきます。
NFTとは?
NFTとは最初にも紹介したように、簡単に言うとデジタルデータに対する「証明書」のようなものです。
NFTの登場により、今までいくらでも複製ができたため価値が無いとされていたデジタルデータにも価値を持たせることが可能となったため、現在世界中で注目されています。
NFTについての詳しい解説は以下の記事で行っているのでぜひご覧ください。
落合陽一氏のNFTプロジェクト一覧
落合陽一氏は2つのNFTコレクション群を中心に出しています。どちらもNFTマーケットは「Foundation」と呼ばれるマーケットプレイスに出品しています。
- Re-Digitalization of Waves (foundation)
- Longing for the Material World (foundation)
作品数 | オーナー数 | 平均価格 | 総取引量 | |
Re-Digitalization of Waves | 55 | 15 | 1.0 ETH | 29.45 ETH |
Longing for the Material World | 4 | 1 | 5.0 ETH | – |
Re-Digitalization of Waves
Re-Digitalization of Wavesは波の再デジタル化ということで、元々落合陽一氏のメディアアートである「借景,波の物象化」を再度デジタルに戻したという作品である。
実際に作品には以下のような紹介文が書かれている。
“Borrowed Scenery and Materialized Waves” is inspired from a Buddhist tool called a maniwheel in Tibetan Buddhism and “borrowed scenery” from Asian garden. As the maniwheel rotates in the landscape, it plays the words of prayer for reincarnation, reminding us of the harmony and transformation of the human soul and the landscape.
https://foundation.app/@ochyai/rdw/46
以下が上の日本語訳です。
“借景、波の物象化 “は、チベット仏教のマニ車という仏具と、アジアの庭園にある「借景」から着想を得て作成されました。マニ車が風景の中で回転すると、輪廻転生を祈る言葉が流れ、人間の魂と風景の調和と変容を思い起こさせます。
https://foundation.app/@ochyai/rdw/46
Longing for the Material World
Longing for the Material Worldは落合陽一氏が作成したプラチナ印刷を再デジタル化したものです。
This over 100 million pixels NFT was platinum printed into physical piece with QR contract address by artist, Yoichi Ochiai. Platinum printed is said to last over 500 years. The printed work will be labelled with the NFT contract address of the digital art.
https://foundation.app/@ochyai/lmw/4
こちらを日本語に翻訳すると
この1億画素を超えるNFTは、アーティスト落合陽一氏の手により、QRコード付きのプラチナプリントで製作されました。プラチナプリントは500年以上もつと言われています。プリントされた作品には、デジタルアートのNFT契約アドレスが記載される予定です。
https://foundation.app/@ochyai/lmw/4
落合陽一氏のNFTアートの購入方法
- 暗号資産交換所CoinCheckに登録する
- 暗号資産ウォレットMetaMaskに登録する
- CoinCheckでETHを購入して、MetaMaskにETHを送金する
- NFTマーケットプレイスFoundationに登録
- 落合陽一氏のNFTアートを購入
①仮想通貨取引所Coincheckに登録
多くのNFTアートは仮想通貨でのみ購入することができます。そのため、まず日本円で仮想通貨を購入する必要があります。仮想通貨を購入するには、日本の仮想通貨取引所であるCoincheckがおすすめです。
Coincheckの始め方は以下の記事で丁寧に紹介しているので、ご覧いただけたら嬉しいです。
②仮想通貨ウォレットMetamaskに登録
NFTマーケットでは、仮想通貨ウォレットを通して支払いを行います。今回は一般的に使用されているMetamaskで進めていきます。
偽サイトや危険なサイトに注意しましょう!
最近、有名なサイトの偽サイトが増えてきています。
偽サイトにMetaMaskを接続するとすべて暗号資産を抜き取られる可能性もあるので、気を付けましょう!
③CoincheckでETHを購入しMetamaskに送金
MetaMaskのホーム画面上から自分のアカウントのアドレスをコピー
Coincheckへログインし、「コインを送金」をタップ
画面上部の「Ethereumを送る」をタップ
ここで初めて送る場合は「送金リストの編集」をタップ
最初にコピーした自分のMetaMaskのアドレスを入力
送金先アドレスを間違えると送った暗号資産がすべてなくなってしまいます。
しっかり確認しましょう!
「宛先」「金額」を追加し「送金する」ボタンをタップ
NFTアートを出品する際の手数料は1000円から3000円程度なので、複数のNFTアートを投稿するのを想定し、1000円(0.0025ETH)を送金しておくと良いと思います。
④Foundationに登録
目的のNFTアートはNFTマーケット「Foundation」に販売されています。そのため、Foundationの登録をします。
右上の「Connect Wallet」を選択
MetaMaskを選択
右側にウォレットの接続確認が出るので「接続」を選択
次に「署名」を選択
これでFoundaitonの登録が完了しました。
⑤落合陽一氏のNFTアートを購入
最後に落合陽一氏のFoundationのページから購入したいNFTを選択すれば購入することができます。
落合陽一氏のNFT作品は購入すべきか?
落合陽一氏は日本でもとても有名なメディアアーティストであり、大学教員や経営者の顔も持つ偉大な方です。そのため今後より価値が上がっていく可能性は十分にあると考えられます。
NFTの準備から始めよう!
NFTアートを購入する準備するから始めましょう。