【何が違うの?】仮想通貨取引所であるCoincheckとHuobi(フォビ)を徹底比較

最近、デジタルデータに唯一無二の証明書をつける手段として世界中から注目されている「NFT」。

NFT化されたデータの活用方法の一つとして「NFTマーケットプレイス」で売買を行うということがありますが、そのマーケットプレイスでの取引では基本的に「暗号通貨(仮想通貨)」というものが必要になってきます。

今回は、そんな暗号通貨を手に入れるために利用する取引所「Coincheck」と「Huobi」の2つのプラットフォームを比較していきたいと思います。

この記事の役割
  • CoincheckとHuobiの比較
  • 暗号資産(仮想通貨)について知る

暗号通貨(仮想通貨)とは?

暗号通貨とは、簡単に言うとデータベース上のお金であり、次のように定義されるもののことを言います。

  • 不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
  • 電子的に記録され、移転できる
  • 法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない

一般的に暗号通貨とは今回紹介する「Coincheck」や「Huobi」のような取引所で取引され、NFT売買の他にも、インターネット上の様々な場面で通貨の役割を行います。

Coincheckとは?

Coincheckとは、コインチェック株式会社が運営する暗号通貨取引所です。

Coincheckが暗号通貨の交換を始めたのは2014年からで、一時期日本でも話題になった暗号通貨ブームでは、その手数料の安さと使いやすさから多くのトレーダーから利用されるサービスとなりました。

Coincheckは2018年頃にはハッキング被害にあっていますが、その後復旧し、現在は東証一部上場企業の「マネックスグループ株式会社」に買収されたことでセキュリティが一気に向上しました。

公式サイト↓

コインチェック

Huobi Japanとは?

Huobi Japanとは、中国企業のHuobiグループの運営する暗号通貨取引所です。

Huobiは2013年にサービスを開始し、同年12月には5300億円もの取引高を越え驚異の速さで当時最大のデジタル資産取引所となりました。

Huobi JapanはそんなHuobiグループが日本向けに運営している取引所であり、そのセキュリティの強さなどの面からかなり高い評判を得ています。

公式サイト↓

フォビジャパン

CoincheckとHuobi Japanを項目ごとにグラフで比較

CoincheckとHuobi Japanを項目別に比較すると以下の通りです。

項目CoincheckHuobi Japan
銀行振込手数料自己負担自己負担
クイック入金手数料3万円未満:770円
3万円以上~50万円未満:1,018円
50万円以上:入金金額 × 0.11% + 495 円
無料
コンビニ入金手数料 3万円未満:770円
3万円以上~30万円以下:1,018円
3万円未満:695円
3万円以上~4万9,194円以下:805円
49,195円以上:1,005円
出金手数料407円330円
取引手数料無料0.008~0.2%(通貨によって異なる)
スプレッド BTC:約4万円
ETH:約1,370円
XRP:約2円
BTC:約1万円
ETH:約240円
XRP:約0.4円
取扱通貨ビットコイン
イーサリアム
イーサリアムクラシック
アイオーエスティー
Lisk
ファクトム
リップル
ネム
ライトコイン
ビットコインキャッシュ
モナコイン
ステラルーメン
クアンタム
ベーシックアテンショントークン
アイオータ
エンジンコイン
オーエムジー
ビットコイン
イーサリアム
イーサリアムクラシック
リップル
ネム
ライトコイン
ビットコインキャッシュ
モナコイン
ステラルーメン
クアンタム
ベーシックアテンショントークン
フォビトークン
オントロジー
トロン
公式サイトコインチェックフォビジャパン

以下、上記表の用語解説です。

  • 各種振込手数料:お金を入金した時の手数料
  • 出金手数料:通貨を出金した時の手数料
  • 取引手数料:通貨を取引するときの手数料
  • スプレッド:売値と買値の差
  • 取扱い通貨:取り扱っている通貨

Coincheckの4つのメリット

Coincheckを使うメリットは以下の通りです。

Coincheckのメリット
  1. 仮想通貨の種類が豊富
  2. 取引の手数料が無料
  3. 分かりやすいUI
  4. サービスの豊富さ

それぞれ詳しく解説していきます。

1.仮想通貨の種類が豊富

Coincheckで使える仮想通貨は以下の全17種類と、業界トップクラスの仮想通貨を取り扱っています。

ビットコインやイーサリアムと言った大手通貨から、マイナーな通貨まで幅広く取り扱っているのがCoincheckの特徴の一つです。

2.取引の手数料が無料

Coincheckは全ての通貨の取引手数料が無料です。

手数料が削減されていることで、初心者でも低いハードルでサイトを利用することができます。

3.分かりやすいUI

Coincheckは日本の会社が運営しているということもあり、サイトやアプリが非常に分かりやすく作られています。

特に難しい用語などもあまりないため、初心者でも安心して暗号通貨の取引を行うことが可能です。

4.サービスの豊富さ

Coincheckは暗号通貨の取引だけでなく、様々なサービスを提供しています。

Coincheckのその他のサービスとしては、

  • Coincheckと締結している電気会社と契約する事で毎月の電気料金のうち一部がビットコインとして口座に振り込まれる「コインチェックでんき」
  • 持っている仮想通貨をCoincheckに貸すことで、毎月貸した分の利子を受け取れる「貸仮想通貨サービス」

などがあります。

Huobi Japanの4つのメリット

Huobi Japanを使うメリットは以下の通りです。

Huobi Japanのメリット
  1. セキュリティ面が充実している
  2. スプレッドの幅が狭め
  3. 少額で取引を行える
  4. フォビトークンの利用でお得に

それぞれ詳しく解説していきます。

1.セキュリティ面が充実している

Huobi Japanの紹介でも少し説明したように、Huobiはセキュリティ面において業界トップクラスの強さを誇っています。

そのセキュリティ面の高さはICO Rating社によって示されており、それが世界中からHuobiが選ばれる大きな要因となっています。

仮想通貨や個人情報の流出という事件は近年でも稀に起るので、安心して通貨の取引を行いたい方はぜひHuobiの利用をおすすめします。

2.スプレッドの幅が狭め

先ほどのグラフを見ても分かるように、Coincheckは業界内でもかなり広いスプレッドが設定されているのに対し、Huobi Japanは業界内でも狭めにスプレッドが設定されています。

スプレッドとは売値と買値の差のことを指し、業界では「見えない手数料」と呼ばれています。

そのようなスプレッドが狭く設定されていることで、トレーダーはより少ない資金で通貨の取引を行うことが可能です。

3.少額で取引を行える

Huobiではどの通貨ペアも2円を最低ラインとしているため、少ない初期費用で通貨の取引を行うことができます。

また、クイック入金手数料を利用することで、入金手数料が無料となるため、入金下限額である1,000円から取引を行うことが可能です。

小額から仮想通貨の取引を行いたいという方にはHuobiがおすすめです。

4.フォビトークンの利用でお得に

Huobi Japanでは、フォビトークン(Huobi Token)を利用することでよりお得に取引を行うことができます。

Huobi Japanには取引を行うほどお得になるランク制度が用意されており、ランクが高くなるとフォビトークンで支払う手数料が割引されます。

Huobi Japanに用意されているランク制度は以下の通りです。

ランク
LV.05取引手数料が最大で40%引き。
LV.05までなら、フォビトークンを持ってるだけで手数料が割引に
LV.06~LV.08通常払いでも手数料割引が適用。
フォビトークン払いもさらにお得に。

CoincheckとHuobi Japanの比較まとめ

CoincheckとHuobi Japanを比較した結果は以下の通りです。

自分に合った取引所を選びましょう。

日々ストレスなく使いたい人は使いやすいUIのCoincheckがおすすめ!

Coincheckは使いやすいUIで日本発の仮想通貨取引所のため初心者におすすめです。

コインチェック

セキュリティが心配なら世界トップクラスのセキュリティを持つHuobiがおすすめ!

セキュリティが心配な人は世界トップクラスのセキュリティと幅広い取引銘柄からHuobiがおすすめです。

フォビジャパン