Uniswap(ユニスワップ)とは?その仕組みと特徴をわかりやすく解説!|初心者向けに説明充実!

みなさんUniswap(ユニスワップ)という言葉を聞いたことはありますか?

Uniwapとは、仮想通貨を交換する際に必要になってくるサービスです!

今回は、そんなUniwapの仕組みや特徴、リスクなどを紹介します!

この記事の役割
  • ユニスワップについての基本事項を紹介

Uniswap(ユニスワップ)とは

ユニスワップとはイーサリアムのブロックチェーン上で開発されており、中央管理者が存在しない「分散型取引所(DEX)」として運営が行われている取引所です。


DeFi(Decentralized Finance)中央管理者のいない金融仲介アプリのこと

DEX(Decentralized Exchange)仮想通貨同士の交換に特化した取引所

DEXはDeFiに包含されている関係にある

Uniswap(ユニスワップ)の仕組み

ユニスワップはイーサリアムブロックチェーンのスマートコントラクト機能(自動で契約が完了するシステム)を利用した「AMM型」の分散型取引所(DEX)です。


AMM(Automated Market Maker(自動マーケットメーカー))

市場が自律的に流動性を提供し、円滑に取引が行われるためのシステムのこと

ユーザーがイーサリアムトークンをユニスワップの「流動性プール」に供給し、アルゴリズムが需要と供給に基づいて市場価格を設定する(Coinbaseのような中央集権的な取引所でビッドとアスクをマッチングするオーダーブックとは異なる)自動化されたマーケットメーカー(AMM)モデルの先駆け

Uniswap(ユニスワップ)の特徴

仮想通貨の上場審査が存在しない

審査がないので、イーサリアムの「ERC-20規格」を利用して発行されたトークンであれば、どんな通貨でもユニスワップに上場させることができます。

ユーザーにとってはマイナー通貨を手に入れるチャンスがある反面、詐欺に追う可能性も高くなるという危険もあります。


ERC-20規格

→イーサリアムブロックチェーンと互換性を持つ暗号資産を作るための規格のこと

独自トークン「UNI」を発行している

公式サイト内で仮想通貨「UNI」を提供しています。

UNIはユニスワップ内で行われるイベントの意思決定に投票するために活用されています。


意思決定の投票とは?

ユニスワップは前述した通り、管理者が存在しないDeFiアプリケーションの一つです。

つまり、何か意思決定をする際はユーザー同士で決めることになります。その際の投票権が「UNI」ということになります。

ユニスワップの機能・サービス

ユニスワップは仮想通貨同士の交換に特化した取引所と前述しました。

以下では、具体的な機能・サービスを紹介します。

仮想通貨同士のスワップ(交換)

こちらは前述していた仮想通貨同士の交換のことを指します。

ユーザーは1,500種類以上の仮想通貨を売買することができます。

ちなみに、法定通貨(円やドル)と仮想通貨は交換できません。

流動性マイニング

流動性マイニングとは「AMM」という仕組みからもたらされる機能です。

ユーザーは保有している仮想通貨を「プール」と呼ばれる場所に預けることで市場の流動性を提供します。その対価として、一定の割合の利息(ユニスワップの場合UNIで支払われる)をユーザーが受け取ります。

イメージとしては、以下の例を参考にしてください

登場するのはAさんとBさん、仮想通貨を果物、プールを果物を入れるカゴとして扱いましょう。

Aさんはりんごをオレンジを交換したいです。その時、Bさんがちょうどオレンジとりんごを交換したければすぐに交換が完了し取引が成立します。

しかし、現実ではこのようなことは滅多にありませんよね。Aさんはずっと待ち続けることになります。この状態を流動性が低いと表現します。

しかし、Cさんが前もってオレンジをカゴに預けておくことで、Aさんはすぐりんごとオレンジを交換することができます。このようにすぐに交換できる状態を流動性が高いと表現します。

Cさんには預けてくれたお礼としてブドウ一粒が付与されます(利息)

このようなイメージでどうでしょうか。

まとめると、預けていると利息がもらえるよっていうことです。

Uniswap(ユニスワップ)のリスク

ユニスワップのリスクは以下の通りです

  • ハッキングのリスク
  • 詐欺通貨の存在
  • ガス代の高騰

Uniswap(ユニスワップ)の独自通貨「UNI」の価格

CoinMarketCap

このような動向になっています。

現在(2022/06/29)時点では盛り上がりが下火になってきたと捉えることができそうです。

Uniswap(ユニスワップ)のまとめ

ユニスワップはAMM型(自動で契約が完了するシステム)の分散型取引所です。

独自通貨「UNI」が存在し、意思決定の際に活用されます。

昨日には仮想通貨同士のスワップと流動性マイニングがありました。

ご拝読ありがとうございました。

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