【全13社の一覧・比較】NFTマーケットプレイス・プラットフォームを紹介!

今回はNFTcheckが調査した現在運営中の13のNFTマーケットプレイスサービスを紹介していきます。

それぞれにメリットやデメリットがあるので是非読んで、自分にあったNFTアートマーケットプレイスで販売しましょう。

この記事の役割
  • NFTマーケットプレイスの比較・紹介

NFTとは?

NFTとは非代替性トークンの略称で、デジタルコンテンツに唯一無二の価値を与えることができるブロックチェーン技術です。特にデジタルアートと親和性が高く、これまで複製可能であることで価値が下がっていたアートと結びついた「NFTアート」は現在最も熱い分野となっています。

NFTマーケットプレイス・プラットフォーム一覧・比較

NFTマーケット名メインとする取り扱い決済可能な暗号資産販売手数料一般出品
OpenSeaデジタルアート・イーサリアム
・ポリゴン
・クレイトン
2.5%可能
Raribleデジタルアート・イーサリアム2.5%可能
SuperRareデジタルアート・イーサリアム3.0%承認制
CoincheckNFTトレーディングカードCoincheck対応コイン
(ビットコイン・イーサリアムなど)
10%不可
AdambyGMOデジタルアート・イーサリアム5%不可
Nanakusaデジタルアート・イーサリアム
・ポリゴン
未公開不可
ユニマデジタルアート・日本円15%-30%不可
Foundationデジタルアート・イーサリアム15%招待制
MakersPlaceデジタルアート・イーサリアム15%招待制
Enjin MarketPlaceゲームアイテム・エンジンコイン未公開承認制
Line BITMAXデジタルコンテンツ・リンク未公開不可
Binance NFT Marketplaceデジタルアート・イーサリアム
・バイナンス
・バイナンスUSD
1%承認制
Rivivalデジタルアート・EMOGI Network
・IOST
無料可能

最も人気の高いNFTマーケットプレイス OpenSea

NFTマーケットプレイスで最も古く市場が最も大きいNFTマーケットプレイスです。代表的なNFTアートでは「CryptoPunks」や「GenerativeMask」などがあります。

サイトのUIやUXも使いやすくシンプルで、言語的な問題があまりなく、英語がわからないユーザーでもそこまで悩むことなく作品を投稿することができると思います。

シェアトップのため作品数がとても多くOpenSea上で見てもらうことは、ほぼ不可能なのでTwitterやInstagramなどのSNSにリンクを貼り、そこから見てもらう必要があリます。

OpenSeaについての詳細はこちらの記事で!

RARIトークンが貰えて意思決定権が! Rarible

Raribleは、NFTアートの販売や購入でRaribleの意思決定に参加できる権利である「RARIトークン」が貰うことができコミュニティに参加することができる特殊なNFTマーケットプレイスです。

「RARIトークン」を持つことでユーザーはNFTマーケット「Rarible」での意思決定権を持つことができ、Raribleの今後について意味決定権を持つことができます。

またRARIトークン自体も非代替性トークンのため販売や購入することができ、現在RARIトークンの価値は10倍以上に膨れ上がっています

SuperRare

SuperRareはジョン・クレーン(John Crain)によって作られたNFTアートマーケットプレイスです。完全承認制で、NFTアーティストは公式に自分のNFTアートの魅力を伝えることで、公認アーティストとして認められ、NFTアートを販売することができます。

特にSuperRareの特徴的な機能としてアクティビティフィードがあり、これはinstagramのようにリアルタイムにライブ的に作品をプレゼンすることができます。

SuperRareについてはこちらの記事で!

様々な仮想通貨でNFTアートを購入できる! CoincheckNFT

仮想通貨取引所のCoincheckが、企画・運営しているNFTマーケットです。一般の作品投稿はできませんが、その分Coincheckが独自に提携している「The Sandbox(サンドボックス」「Sorare」などのNFTシリーズが販売されています。

大きな特徴としては、他のNFTマーケットプレイスと比べて購入に使える仮想通貨が多いということです。Coincheckが認めている仮想通貨であればどれでも購入することができるので、手軽だと思います。

一風変わったデジタルコンテンツも! AdambyGMO

AdambyGMOはGMOが運営するNFTマーケットです。アイドルのトレカやyoutuber「ヒカル」のデジタルコンテンツなど、他のNFTマーケットとは一風変わったものを販売しています。

しかし、NFTアートやNFTイラストなども販売しており、一般の作品投稿は許可されてないものの、提携している数人のNFTアーティストがイラストを描いており、それらを購入することもできます。

日本初NFTマーケット Nanakusa

Nanakusaは日本で初めてサービスを開始したNFTマーケットです。

初めてであるが故に、NFT流出事件なども起こしてしまっていますが、しっかりとした対応により現在再度サービスが行われているNFTマーケットです。

一般ユーザーの作品投稿許可はないものの、nanakusaが提携しているNFTアーティストの作品を買うことはできます。

nanakusaについてはこちらの記事で!

日本円でNFTアートが購入できる! ユニマ

ユニマは日本発のNFTマーケットです。最大の特徴はNFTアートを日本円で購入することができるところだと思います。実際、仮想通貨は触れないけどNFTアートを購入したいという人は多くそういった人のために、日本円でNFTアートを購入することができるようです。

現在はユニマが提携している少数のNFTアートやNFTコンテンツだけですが、今後さらに増やしていくということなので、期待が高いNFTマーケットの一つです。

ユニマについての詳細はこちらの記事で!

質が高い!招待制NFTマーケット Foundation

Foundationは、完全招待制のNFTマーケットプレイスです。イメージとしてはclubhouseのNFTマーケットバージョンだと思ってもらえればわかりやすいです。

招待制のため、①競合が少なく作品の質が高い、②投資家が多く購入されやすいという特徴があり、現在多くのNFTアーティストが盛んに招待を貰おうと動いているようです。

Foundationについての詳細はこちらの記事で!

また招待の貰い方についてはこちらの記事で!

MakersPlace

MakersPlaceは画像を調べるサービス「Pintarest」の従業員が開発を行なったサービスです。他のNFTマーケットと大きく違いはありませんが、一般ユーザーも承認されれば販売することができる承認型のNFTマーケットです。

Enjin MarketPlace

Enjin MarketPlaceはゲームアイテムがメインのNFTマーケットです。様々なゲームのNFTアイテムが販売されており、実際に購入したものをゲームなどにも追加することができます。

このサービスを運営している会社は、NFT作成のシステム自体の開発も行っているので、ゲームアイテムのNFTマーケットとして今後の成長が期待できるNFTマーケットです。

Line BITMAX

Line BITMAXのNFTマーケットは、Lineが出しているデジタルコンテンツを、Line独自の仮想通貨である「Link」を使って購入することができるのが特徴です。

しかし現在では、まだNFTコンテンツの種類が少なく同じコンテンツが市場に溢れる状態となっています。2021/7/27にYahoo Japanのヤフオクなどでの販売ができるとの報告もあり、今後よりNFTコンテンツが増え盛り上がりが生まれる期待があるNFTマーケットです。

Binance NFT Marketplace

Binance NFT Marketplaceは、仮想通貨取引所である「Binance」が運営するNFTマーケットです。Binance NFT Marketplaceの特徴はBinanceで取り扱っているいくつかの仮想通貨で(イーサリアム・バイナンス・バイナンスUSD)でNFTアートを購入することができることです。

形態としてはCoincheck NFTと近いですが、違いとしては一般の作品投稿が可能なため、Coincheck NFTと比べて圧倒的に種類が豊富であるという特徴があります。

Rivival

RivivalはEMOGI Network(LOL)が開発するNFTマーケットプレイスです。Rivivalは他のNFTマーケットに対して販売手数料が無料という大きな違いがあります。これは販売をLOSTブロックチェーンをベースにすることで手数料をなるべく下げることに成功しているからです。

またNFTアーティストはRivival上で作品を投稿するだけで、LOSTとLOLトークンを得ることができ、他のNFTマーケットでは購入されなければ意味がありませんでしたが、Rivivalでは投稿するだけで仮想通貨を得ることができます。

さらにRivivalは最近出てきたばかりのNFTマーケットであるため、誰でも投稿可能である割に作品数が少ないため、多くの人の目に留まりやすく売れやすいと思われます。

Revivalについての詳細はこちらの記事で!

NFTマーケットプレイス・プラットフォームはこれからもっと増える!

ここまで13のNFTマーケットプレイスを紹介してきましたが、他にも10を超えるNFTマーケットがこれからサービスをローンチ予定とのプレスリリースを出しています。そのため、これからもっとNFTマーケットの市場は拡大していくと思われます。

ちなみにNFTcheckが考える、NFTアーティストが作品を投稿するおすすめのNFTマーケットは「OpenSea」と「Foundation」です。

まずはOpenSeaを利用しよう!

OpenSeaはNFTマーケットにおいてシェア1位を誇り、これから様々な魅力を持ったNFTマーケットが増え続けていく中でも、最も柔軟に対応し無くならない可能性の高いマーケットだからです。

NFTアートを高額で売りたい人はFoundation!

またFoundation完全招待制のNFTマーケットであり、招待を貰うだけでもなかなか難しいと思いますが、招待を貰うことさえできれば作品の価値をある程度保障され、買われやすく競合が少ないという最高の環境で、NFTアートを販売することができます。

まずはNFTを始める準備からしてみる

NFTを始める準備からしてみましょう。