2021年10月13日現在NFT取引量トップ5を紹介していきます。
NFTアーティストの上位を知ることで、ご自身のアートが売れる方法を模索する手助けとなれば幸いです。
- 売れるNFTの傾向を知る
NFTとは?
NFTとは「非代替性トークン」とも呼ばれ、アートや動画、音楽などのいわゆる「デジタルデータ」に唯一無二の証明書のようなものを付ける技術です。
NFTの登場により、いままでいくらでも複製できたため価値が無いとされていたデジタルデータに貴重性を持たせることが可能になります。
以下の記事では、NFTとはどういうものなのか、詳しく解説を行っています。
「NFTに興味があるけど、どういうものなのかはあまり分かっていない」と言う方は、ぜひご覧ください。
日本発NFTアートプロジェクト総取引量ランキング Top5
日本発NFTアートプロジェクト総取引量のTop5は以下の通りです。
Twitterリンク | 総取引量(ETH-円) | 作品数 | 所有者(人) | ||
1位 | generativemasks | generativemasks | 2783.1ETH(約11億円) | 9999 | 3590 |
2位 | cryptocrystal | _cryptocrystal | 1203.7ETH(約4.7億円) | 9995 | 1535 |
3位 | wrapped-waifus | etherwaifu | 481.5ETH(約1.9億円) | 642 | 230 |
4位 | wrapped-pixereum | pixereum | 171.2ETH(約6700万円) | 1898 | 733 |
5位 | onigiriman’s cute girl Collection | onigiriman1998 | 141.9ETH(約5500万円) | 120 | 91 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1位 GenerativeArtからNFTの先駆け【generativemasks】
generativemasksは大学講師でクリエイティブコーダーのtakawo shunsukeさんらによって行われたgenerativeartのNFTを販売するプロジェクトです。generative artとはプログラミングなどによってアートを生成する分野で、takawo shunsuke自身、processsingなどによるgenerative art分野で精力的に活動する人の1人です。
プロジェクトは8月17日に10000個のgenerativemasksが0.1ETH/個で販売され、販売開始から2時間で10000個を完売させ、600万以上の取引量を生み出しました。
この作品の魅力は何と言っても「Generative Art」という分野でしょう。生成の部分をプログラミングによって作られているため、人間ではできないような表現が特徴だと思います。
2位 可愛らしい宝石キャラを採掘!NFTゲーム 【cryptocrystal】
可愛らしい宝石型のキャラクターを採掘し、合成しよりレア度の高いキャラクターを探すというゲーム型のNFTシリーズです。基本的にゲーム内ではユーザー間の交換しかできませんが、openseaなどを用いてレアキャラを販売することができるので、採掘でレアキャラクターを掘り当てられれば高価な金額で当てることもできます。
3位 自分好みのETHwaifuを合成 【wrapped-waifus】
日本で働くインドネシアアーティストによって行われたコレクションNFTシリーズです。最大の特徴は複数のカードで合成することができることです。複数のカードを合成して自分好みのwrapped-waifusを作り上げることができます。またこのプロジェクトは2018年3月にリリースされたプロジェクトのためかなり歴史あるプロジェクトです。
4位 100×100pixelの所有者参加型NFTアート【wrapped-pixereum】
前「pixereum」は1ピクセルのNFTアートでした。1ピクセルの所有者はそのピクセルの色を自由に決めることができ、それらもブロックチェーンに乗っかり一つ一つの変更の記録が積み重なっていきます。制作者はブロックチェーンの開発などを手がけるa42株式会社です。同社によるとこのアートは技術検証のために開発されたものであるとことです。
それから1つ1つのピクセルを「wrapped(まとめる)」ことができ、そのまとまった塊がwrapped-pixereumです。現在も多くの所有者を巻き込みながら、キャンバスを描き変えが行われています。今後どのように変化していくのか楽しみな作品の1つです。
5位 onigiriman’s cute girl Collection
onigirimans’s cute girl Collectionは、イラストレーターの@onigiriman1998によって作られた可愛らしいイラストの総称です。もともとイラストレーターとNFTは相性が良いとされてきましたが、その中でもかなり先駆けの存在であり、イラストの人気も鰻登りに上がっていったイラストレーターの1人です。
イラストレーターの方々としてはかなり参考になる動き方をされているので、是非Twitterなどを見ておくと良いのではと感じます。
小さな分野でも新しい試みを!
日本国内NFTアートの総取引量トップ5を紹介していきました。
どのNFTアートも何かの分野で先駆けとなっているものが多いように感じます。
Twitterの創設者のツイートが数億円で売れたというお話もありますが、「初めて」という価値はNFTの界隈では予想以上に高いイメージがあります。
自分の強みをNFT界隈の「初めて」になるように考えて売り出していくことが重要かもしれません。
NFTを売るためのヒント
以下の記事では、NFTを売るための手助けとなる情報を知ることができます。
NFTが売れなくて悩んでいる方は、ぜひ読んでみることをお勧めします。