2021年11月、世界中で大人気の韓国のアイドルグループ「BTS(防弾少年団)」がNFT参を発表したことでNFT界隈の壁を越えて話題になりました。
今回はそんなBTSのNFT参入に先立って、NFT進出した音楽ユニットの事例について紹介していきます。
- BTSのNFTの内容
- 過去にNFTに参入した音楽ユニットの事例
NFTとは?
NFTとは非代替性トークンとも呼ばれ、デジタルアートや画像・動画など、いわゆる「デジタルデータ」と呼ばれるものに唯一無二の証明を行うことのできる技術です。
NFTの登場によりこれまでいくらでも複製できたため「価値が無い」とされてきたデジタルデータに希少性を持たせることが可能になりました。
NFTについての詳しい説明は以下の記事をご覧ください。
BTS(防弾少年団)の紹介とNFTの内容
ここでは、BTS(防弾少年団)の紹介と、参入予定のNFTの内容を紹介していきます。
BTS(防弾少年団)とは?
BTS(別称:防弾少年団)とは、韓国の7人組のヒップホップグループで、通称「バンタン」とも呼ばれています。
彼らは韓国や日本での人気はもちろんのこと、世界中にファンが存在するため今ではアジアを代表する音楽ユニットとなっています。
BTSのNFTの内容
BTSのNFT参入にあたって発表されたそのNFTの内容は各々のメンバーの「トレーディングカード」です。
トレーディングカードの機能としては画像をタップすると動いたり音楽が流れるなどがあり、NFT化されることでかなり希少性が高くなります。
販売時期は未だに未定ですが、世界からの人気を考えるとその価格はこれまでのNFTの中でもトップクラスになると考えられます。
NFT参入した音楽ユニットの事例
ここからは、BTSのNFT参入に先立って過去にNFT参入した音楽ユニットの事例を紹介していきます。
1.ももいろクローバーZ
日本の4人組アイドル「ももいろクローバーZ」は2021年10月よりNFTトレーディングカードを世界同時発売しました。
トレーディングカードはトランプをモチーフとしたデザインになっており、それぞれのメンバーが映されたカードには様々な隠し要素が含まれているようです。
一次販売ではNFTマーケットプレイス「OpenSea」で全52種類を10,800円で販売しました。
2.SKE48
日本のアイドルグループで秋元康が総合プロデュースを手掛けている「AKB48」グループの一つでもある「SKE48」もNFTに参入することが分かっています。
こちらも内容はトレーディングカードで、「NFTトレカ」または、2022年6月16日からは「Coincheck NFT(β版)」でも取り扱いが行われます。
また、「SKE48」NFTトレーディングカード無償配布キャンペーンも実施予定で、トレカシリーズの中で使用されていない「未公開カット」が抽選で配布されることになっていますので、気になる方はぜひ「NFTトレカ公式Twitter」をご覧ください。
ブロックチェーン技術を活用した、新しいデジタルトレーディングカードプラットフォーム【NFTトレカ】の事前登録がスタートしました!♪
— NFTトレカ公式 (@nftex_PR) September 11, 2020
プレゼント期間中ご登録いただいた方にはシークレットギフトをプレゼントプレゼント
詳しくは→https://t.co/9N45hzCZFi#SKE48 #SKE48は12周年 #NFTトレカ pic.twitter.com/4gphI8L6F7
3.Perfume
日本の3人組音楽ユニット「Perfume」はアイドルグループ界のNFTのパイオニアです。
Perfumeは2021年6月頃にライブパフォーマンスの3D映像をNFT化した作品「Imaginary Museum “Time Warp” – Reconstruction」を販売し、8月にはそれに続けて全7作品ものNFTアートを販売しました。
また、初のNFTアートである「Imaginary Museum “Time Warp” – Reconstruction」が325万円もの値段で取引されたことでも話題となりました。
4.BABYMETAL
「メタルとアイドルの融合」をテーマにヨーロッパで大人気の日本の音楽ユニット「BABYMETAL」もPerfume同様他のグループよりも一足早くNFTに参入しています。
当初は「トレーディングカード」として数量限定で100ドルで販売されましたがすぐに完売し、その後の二次流通(転売)により約104万円もの値段で取引されたことが話題となりました。
BTSのNFT参入には要注目!
今回はBTSのNFT参入に先立って過去にNFT進出した音楽ユニットの事例について取り上げました。
BTSの世界での知名度は今回紹介したどのグループよりも大きく、NFTが販売された暁にはこれまでにないくらいの価格で取引されることも考えられます。
今後も彼らのNFT参入には要注目していきたいです。
NFTを購入するための準備
今回紹介したBTSのNFTを始め、NFTの取引には通貨として用いる「暗号通貨(仮想通貨)」とそれを保管する「ウォレット」が必要です。
以下の記事ではそれぞれの準備のやり方を紹介しているので、NFTに興味がある方はぜひ読むことをおすすめします。