2021年、様々なデジタルデータが「NFT」として次々と高額取引されたことで話題となりました。
このような「NFT作品」と呼ばれるものの取引には、事前に「仮想通貨」と「仮想通貨ウォレット」を用意しておく必要があります。
今回は、その中でも仮想通貨ウォレットの「MetaMask」の登録方法と使い方を解説します。
- MetaMaskの登録方法を解説
- MetaMaskへの入金方法を解説
仮想通貨ウォレット(Wallet)とは
仮想通貨ウォレット(Wallet)とは、仮想通貨取引所で購入した仮想通貨を保管するための機能です。
仮想通貨をウォレットに保管しておくことで、外部の取引(NFTの売買など)に用いることができます。
MetaMaskの特徴
今回登録の解説を行う「MetaMask」は仮想通貨ウォレットの中でも最もメジャーなものです。
ほとんどのNFTマーケットプレイスはMetaMaskに対応しおり、登録さえしておくとウォレットの面でNFT取引で困る事はほとんどありません。
また、登録方法も簡単なので初心者でも扱いやすいのがポイントです。
MetaMaskでの登録方法
(1)まずは、MetaMaskにアクセスしましょう。
偽サイトや危険なサイトに注意しましょう!
最近、有名なサイトの偽サイトが増えています。
偽サイトでMetaMaskを接続するとすべての仮想通貨を抜き取られる可能性もあるので、気を付けて扱うようにしましょう。
(2)「拡張機能を追加」をクリックします。
(3)拡張プラグインの管理からMetaMaskを選択し、画面が切り替わったら「Get Started」をクリックします。
(4)初めて使用する場合は、「Create Wallet」をクリックします。
(5)規約を読み、「I Agree」をクリックします。
(6)パスワードを設定します。
(7)「Next」で次に進みます。
(8)Secret Recovery Phraseの設定を行います。
これは、アカウントの修復を容易にするためのものであり、簡単な単語の列を順にクリックすると設定されます。
アカウントを誤って削除してしまった場合、データを復元するためにはこのシークレットリカバリーフレーズが必要になるます。
必ずメモなどをして保存しましょう。
(9)これでMetaMaskの設定は終わりです。
仮想通貨取引所からウォレットに送金する方法
今回は、仮想通貨取引所の中でもメジャーなCoincheckから送金を行います。
Coincheckの登録は以下の記事で紹介していますので、まだ口座開設が済んでいないという方は読んでおきましょう。
(1)MetaMaskのホーム画面上から自分のアカウントのアドレスをコピー
(2)Coincheckへログインし、「コインを送金」をタップ
(3)画面上部の「Ethereumを送る」をタップ
※ここで初めて送る場合は「送金リストの編集」をタップ
(4)最初にコピーした自分のMetaMaskのアドレスを入力
送金先アドレスを間違えると送った仮想通貨すべてを失うことになります。
しっかり確認しましょう。
(5)宛先・金額を追加し「送金する」ボタンをタップ
NFTアートを出品する際の手数料は1000円~3000円程度なので、複数のNFTアートを投稿するのを想定し、1000円分を送金しておくといいと思います。
以上で仮想通貨取引所からMetaMaskへの送金は完了です。
仮想通貨ウォレットはNFT取引に必要不可欠
今回のMetaMaskのような仮想通貨ウォレットはほとんどのNFTマーケットプレイスでは必ず必要になってきます。
これからNFT投資・取引を始めたいという人は必ず登録しておくようにしましょう。
NFTを始めるための準備
以下の記事では、今回のウォレットの他にもNFT取引を始めるために必要なものを紹介しています。
NFTに触れてみたいという方はぜひお読みください。