完全招待制であるNFTマーケットであるFoundation内で取引されるNFTアートの中で最も取引量が多いランキングを紹介します。
- Foundationで人気の作品を知る
- 売れるNFTアートの傾向を知る
Foundation内NFTアートランキング【トップ5】
ユーザー名 | 総取引量 | 作品数 | 参加時期 |
Edward Snowden | 2224ETH(約10億円) | 1 | 2021/4 |
shvembldr | 1517ETH(約6億8000万円) | 110 | 2021/3 |
☆Chris☆ | 604ETH(約2億7000万円) | 6 | 2021/2 |
The Tor Project | 500ETH(約2億2000万円) | 1 | 2021/5 |
Pak | 444ETH(約2億円) | 1 | 2020/10 |
1位 Edward Snowden
取引量 : 2224ETH(約10億)
代表作であるStay Freeは米連邦高等裁判所が米国家安全保障局(NSA)に対して、何百人ものアメリカ市民の通信状況を監視していたとして、外国情報監視法(FISA)に違反している上、違憲の公算が大きいとした判決書類全体と、プラトンによって描かれた(大量監視していることを暴露した)エドワード・スノーデンの肖像画を組み合わせたものです。
2位 shvembldr
取引量 : 1517ETH(約6億8000万円)
shvembldrは主にGenerative Artを制作するアーティストです。110ある作品全てが、Generative Artであり、NFTアートの分野でのGenerative Artの強さが見えます。
実際に日本発のNFTアートの総取引ランキングでも、トップである「GenerativeMask」はGenerative Artであり、プログラミングに自信があれば是非やってみるのはどうでしょうか?
日本発NFTアートトップは「GenerativeMask」!!
3位 ☆Chris☆
☆Chris☆は犬や猫が動き回るアニメーションGIF動画のNFTアートです。最も注目すべきは、このアーティストがFaundationへ参加した時期が2021年2月ということです。
Foundationのリリースは2020年の5月なので遅いように感じますが、NFTアートが盛り上がってきたのはここ数ヶ月のため2月での参加はすごく早いように感じます。
やはりFoundationでは早期に参加したNFTアーティストの作品が、高価になりやすい傾向にあるようです。
4位 The Tor Project
取引量 : 500ETH(約2億2000万)
The Tor Projectは、「Dreaming at Dusk」と呼ばれる作品1つだけを投稿しており、これはTorと呼ばれる匿名性の高いネットワークのことですが、その象徴的なデジタルアートとして、最初の.onionドメインと呼ばれる一般的にはアクセスできないサービスの秘密鍵を用いてジェネレーティブアーティストであるIx Shells氏と共に作成したデジタルアートです。
これもランキング2位のshvembldr氏と同様にGenerative Artであり、NFTアートとGenerative Artの相性の良さがわかります。
5位 Pak
取引量 : 444ETH(約2億円)
Pakの代表作である「Finite.」はCGアニメーションであるNFTアートです。これも数学的な式が裏にあるアルゴリズミックデザインの1種であると考えられます。
ちなみにPak氏のFoundationの参加は、2020年の10月であり、Foundationのリリースが2020年の6月であることを考えると、かなりの確率で最初期のユーザーだと推測できます。
Foundationは早期参加とGenerative Artが鍵!
Foundationの総取引量のランキング上位の多くは、Foundationへ早期で参加したユーザーか、Generative Artなどのアルゴリズミックなデザインである特徴を持ちます。
そのため、まずはなるべく早くFoundationに参加する必要があると感じます。